外観検査の自動化:メーカー選定で確認すること

外観検査・画像検査の自動化メーカーを比べるときに何を聞き、どんな資料を受け取るか、サンプル試験の条件と供給範囲、ライン連携、再学習まで、確認する項目を表にまとめました。

外観検査・画像検査の自動化メーカーを選ぶとき、何を確認すればよいですか?

カタログの数字より、自社製品で試験した結果を見てください。同じサンプルと同じ条件で見逃し・過検出・処理量を受け取って比べ、カメラと照明から設置・教育までの供給範囲がどこまでか、ライン連携と再学習は誰がどのように行うかを確認します。

比べる前に自社で決めること

メーカーごとに違うサンプルで違う基準を語られると、比較になりません。四つのことは先に書いておきます。

  • 検査する製品と面、サイズ
  • 見つける不良と最小のサイズ、社内の合格基準
  • 1時間あたりの生産量と搬送方式
  • 今の検査方法と人数、変えたい理由

メーカーに聞くこと

  • 項目: サンプル試験; 聞くこと: 自社のサンプルで試験してもらえますか?どんな条件でですか?; 答えで見ること: 良品と不良品の数、評価単位、結果表
  • 項目: 数値の条件; 聞くこと: その数値は、どんなデータで、誰が測った値ですか?; 答えで見ること: 条件のない数字は比べられません
  • 項目: 撮影; 聞くこと: カメラと照明まで一緒に見てもらえますか?; 答えで見ること: 画像に不良が見えるかどうかから確認するか
  • 項目: 供給範囲; 聞くこと: ハードウェア、ソフトウェア、設置、教育、保守のどこまでですか?; 答えで見ること: 見積もりに抜けている項目がないか
  • 項目: ライン連携; 聞くこと: PLCと排出はどうつなぎ、判定時間はどれくらい見込みますか?; 答えで見ること: 最も時間がかかる場合がサイクルに収まるか
  • 項目: 再学習; 聞くこと: 新しい不良や新しい製品が出たら、誰がどのように再学習しますか?; 答えで見ること: 自社の担当者が自分でできるか、費用はどうなるか
  • 項目: データ; 聞くこと: 画像とモデルはどこにありますか?; 答えで見ること: オンプレミスかクラウドか、社内規定に合うか

同じ条件で比べる方法

同じサンプル一式を複数のメーカーに送り、結果を同じ表で受け取ります。評価単位を画像にするか製品にするか、どの不良をいくつ入れたかを表に書いてもらうと、比べやすくなります。表の形式は見逃し・過検出・処理量の確認方法にあります。

一つの数字だけを見ません。見逃しが少なくても過検出が多ければ人が見直す必要があり、両方よくてもライン速度についていけなければ使えません。不良サンプルのない試験では、見逃し率を計算できません。

価格を比べるとき

総額だけを並べて比べると、構成の違う見積もりを比べることになります。カメラ・レンズ、照明、搬送、排出、判定ソフトウェア、設置・教育を項目別に分けて受け取ってください。項目ごとに何がコストを動かすかは、小型検査装置のコスト要素にまとめました。

インテリズにお尋ねいただくと

上の表の質問に、インテリズは次のようにお答えします。

  • サンプル試験:サンプルと現場の条件を検討したうえで、適用できるかどうかをご案内します。サンプルを送る前に準備する内容は、所在地・お問い合わせのページにあります。
  • 数値の条件:外部試験の平均2.47msは、Segmentationエンジン、1024×1024画像あたり、KIPT試験の値であり、検査全体の時間ではありません。有償導入30件以上と6産業は自社集計(2026年10月時点)です。
  • 供給範囲と価格:価格は公開していません。設置・教育・保守を含めるかどうかとその範囲は、サンプルと現場を確認したうえで、お見積もりとしてご案内します。
  • 設置前の確認:IntLearn Kinesisの仮想セルで撮像条件と検査性能を確かめられます。
  • データ:IntLearn ProはWindows PCで動くオンプレミスのソフトウェアです。
  • 再学習:現場のデータでモデルを再学習・再検証し、モデルと検査基準は検査パッケージ(.izpkg)にまとめて適用します。

限界と注意事項

この表は比較を助ける質問のリストであり、正解のある試験ではありません。どの構成が合うかは、製品とラインによって違います。